3日午前0時5分ごろ、茨城県那珂市内の農道を走行していた軽乗用車が、牛とみられる動物と衝突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた36歳の男性が頚部骨折の重傷を負った。クルマと衝突した牛はみつかっていないという。
茨城県警・那珂署によると、事故が起きたのは3日の午前0時5分ごろ。那珂市田崎(N36.28.54.7/E140.25.57.6)付近の広域農道で、大破した軽乗用車が立ち往生しているのを通行人が発見。警察に届け出た。
運転席には36歳の男性が取り残されており、地元消防が救出して近くの病院に収容したが、頚部骨折の重傷を負っている。
大破したクルマには路外の電柱や他車両と衝突した痕跡は無かったが、衝突部位には白っぽい色の毛が多数付着していた。これについて負傷した男性は「道路の中央にいた牛と衝突した」などと話しているようだ。
現場周辺には牧場が点在しており、牛の飼育も行われているが、負傷した牛は見つかっておらず、警察は引き続き調べを進めている。