世界の自動車業界関係者の注目を集める北京モーターショー2010(2010 Beijing International Automotive Exhibition)。長安汽車ブースの右翼に置かれた『美人魚』は、4ドアセダンのEVコンセプトモデルだ。
少し前の時代のプジョーを彷彿とさせる流麗なラインのボディは全長4610×全幅1780×全高1500mmのDセグメントサイズ。グラスエリアのデザインが非常に繊細に仕上げられており、1500mmという車高を意識させない。
パワートレインは不明だが、6速ロボタイズドMT(機械式自動変速機)を搭載し、0-100km/h加速が7.8秒とあること、また充電口を持ち、急速充電器とセットで展示されていたことから、パラレルハイブリッド方式のプラグインハイブリッドカーであると思われる。
長安汽車のブース担当者によれば、この美人魚をもとにしたプラグインハイブリッドカーの市販モデルを2 - 3年のうちに市場に投入する計画であるという。