【三菱ふそう スーパーグレート 新型】電子デバイス満載のハイテクマシーン

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三菱ふそうトラック・バス(略称、MFTBC)は4月22日、大型トラックの新型『スーパーグレート』の記者発表会を開催した。発表会が始まると、会場の大きなステージにMFTBC 代表取締役社長 最高経営責任者、アルバート・キルヒマン氏が登場し挨拶を行なった。

キルヒマン氏は、環境性能と安全性能について強くアピールした。日米欧のダイムラー・トラック部門全体で共同開発したという新型エンジン「6R10」のスペックに対して、かなりの自信を持っているようだ。

キルヒマン氏:「ダイムラーグループの一員として開発を続けてきたエンジンを、やっと世に送り出せるようになった。クリーンなエンジンで燃費性能は大幅に上がっていることに注目してほしい。また、電子技術で制御する安全性も弊社独自のものだ。新型スーパーグレートは最高の性能を持つ大型トラック」

新型エンジン「6R10」と排気後処理システム「BlueTec」によって、排出するPM(粒子状物質)とNOx(窒素酸化物)を共に約60%軽減することに成功。これによって、全モデル中87%がエコカー減税対象車となった。

安全性能については、数々の電子デバイスによって制御されている。同社独自の安全技術「MDAS-III」は、ドライバーの注意力を監視し続けるシステム。これはダッシュボードにつけられたカメラだけでなく、ハンドルやアクセル・ブレーキペダル、ウインカーなどの操作をコンピューターが解析し、ドライバーの注意力が正常かどうかを判断する。

この他にバンパーにつけられたミリ波レーダーで車間距離を計測し、衝突被害者軽減ブレーキシステム「AMB」を駆動する。追突事故を事前に防いだり、被害を最小限にとどめることが可能になった。

新型スーパーグレートは、ゴツゴツとした外見に反して、多くの電子デバイスで武装されたハイテクマシーンだ。

《佐藤隆博》

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