10日午前11時20分ごろ、大阪府高槻市内の国道170号で、道路を横断していた3台の自転車に対し、赤信号を無視して進行してきた軽ワゴン車が追突する事故が起きた。自転車の3人が軽傷。警察はクルマを運転していた男を飲酒運転の現行犯で逮捕している。
大阪府警・高槻署によると、この事故ですべての自転車が転倒。乗っていた36歳の女性と、10歳の女児2人が打撲などの軽傷を負い、近くの病院に収容されている。
クルマを運転していた同市内に在住する77歳の男からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。警察は道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕し、自動車運転過失傷害容疑でも調べを進めている。調べに対して男は「自宅で焼酎をコップ半分ほど飲んだ」、「信号を見ていなかった」などと供述しているようだ。
現場は高槻市深沢町1丁目(N34.49.19.3/E135.38.5.1)付近の国道170号で、見通しの良い交差点。警察は飲酒した量の特定を進めている。