住江織物、負ののれんと持分変動益が発生 自動車内装シート事業統合で

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住江織物は、自動車内装シート事業統合で会計処理が発生すると発表した。

同社は、帝人ファイバーと、自動車向けシート、天井材に関する事業を統合するため、分社化を行ない、昨年12月1日に共同新設分割によってスミノエ・テイジン・テクノを設立した。

新会社は住江の自動車内装シート部門の事業と、帝人ファイバーの自動車内装シート事業関連の加工技術部門・営業部門の事業、帝人テクロスの発行済株式全部と完全子会社である尾張整染の発行済株式全部を承継して、事業統合した。

これに伴い住江に負ののれんの金として連結ベースで4億4300万円の会計処理が必要になる。帝人テクロスと尾張整染の時価純資産額が取得原価を上回ったため、その差額を負ののれんとして処理する。

住江は5年間にわたって均等償却する。

また、スミノエ・テイジン・テクノが承継した純資産の時価と簿価の差額を持分比率に応じて処理した結果、持分変動益3億7700万円が発生した。

《レスポンス編集部》

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