メルセデスベンツ世界販売、8.6%増…3月実績

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ダイムラーは6日、メルセデスベンツ乗用車(スマートを含む)の3月世界セールスの結果を発表した。総販売台数は11万9900台で、前年同月比は8.6%増。5か月連続で前年実績をクリアした。

ブランド別では、メルセデスベンツが前年同月比11%増の10万9300台、スマートが10.7%減の1万0600台。2010年第1四半期(1 - 3月)世界販売は、グループ全体で前年同期比10.8%増の27万1200台を記録した。

メルセデスベンツブランドでは、新型『Eクラスセダン』が引き続き好調。新型Eクラスセダンの第1四半期世界販売は、前年同期の2倍に相当する4万5700台。2009年にマイナーチェンジを受けた『Sクラス』も、前年同期比23%増の1万3500台を販売した。また、『Cクラスセダン』は、10%増の5万7000台をセールス。『GLK』や『Mクラス』などのSUVも、12%増の4万1100台を売り上げている。

市場別では、西欧が前年同期比0.7%増の11万9500台と微増。伸び率が顕著だったのは、アジアパシフィックエリアで、53%増の5万2000台を販売した。そのうち、香港を含む中国が、104.7%増の2万4100台と躍進している。米国は22.4%増の4万9200台で、アジアパシフィックエリアを下回った。

メルセデスベンツブランドでは、3月27日に新型『Eクラスカブリオレ』の販売がスタート。マイナーチェンジを受けた『Rクラス』も間もなくリリースされる。ダイムラーのJoachim Schmidt販売担当副社長は、「第1四半期の販売結果は良好。第2四半期も好調なセールスが期待できる」と、予測している。

《森脇稔》

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