3月29日夕方、青森県弘前市内の国道102号で凍結路面でスリップした乗用車と軽乗用車の事故を発端として、これを避けようとした後続車が次々に追突。車両8台が関係する多重衝突事故に発展した。この事故で2人が軽傷を負っている。
青森県警・黒石署によると、現場は弘南大橋と呼ばれる全長約100mの橋で、片側2車線の直線区間。路面は一部がブラックアイスバーンとなっていたが、速度を落とさずに走行していた乗用車が凍結路面でスリップ。前走する軽乗用車に追突して停止したところ、これを避けようと急ブレーキを掛けた後続車も次々に追突。結果として車両8台が関係する多重衝突に発展している。
この事故で2人が頚部打撲などの軽傷。衝突速度が低かったこともあり、すべてのクルマは小破程度の被害に留まったという。
現場は弘前市福村舘元(N40.36.39.7/E140.31.35.5)付近の国道102号。この橋では2009年3月27日にも凍結路でのスリップを原因とした多重衝突が発生しており、この際は22台が被害を受けた。警察では雪が無いことでクルマの速度が上がったことも事故の一因とみている。