住友大阪セメントの正極材、大型リチウムイオン電池に採用

自動車 ビジネス 企業動向
住友大阪セメントは、リチウムイオン電池正極材「リン酸鉄リチウム」が、エリーパワーの電力貯蔵用大型リチウムイオン電池向けに採用されたと発表した。

住友大阪セメントでは、エリーパワー社の電力貯蔵用大型リチウムイオン電池にリン酸鉄リチウムが採用されたのを機に、リチウムイオン電池正極材の事業拡大を図る。

住友大阪セメントは1980年代から培った水熱合成法によるナノ粒子製造技術でリン酸鉄リチウムを開発し、2007年12月には量産化技術を確立した。同社のリン酸鉄リチウムは、結晶が強固で熱安定性が高く、過充電や高温に対して高い安全性と、長寿命を持つとして国内外の顧客から高い評価を得ている。

エリーパワー社は電力貯蔵用に世界初となる大型リチウムイオン電池を4月から量産する予定で、この正極材に住友大阪セメントのリン酸鉄リチウムを採用した。

一方、同社はリチウムイオン電池の需要動向を見ながら、2011年中に年産1000 - 2000tレベルの量産プラントを立ち上げて、正極材の生産能力を増強する。
《レスポンス編集部》

編集部おすすめのニュース

おすすめのニュース