豊田自動織機は、産業車両の北米事業を統括する子会社を設立する。
新会社は「トヨタ・マテリアル・ハンドリング・ノース・アメリカ」で資本金が10万ドル。豊田自動織機の米国持株会社が100%出資する。
北米で産業車両事業は、フォークリフトに強みをもつTOYOTAブランドと屋内運搬用ウエアハウス機器に強みをもつRaymondブランドの2ブランドを2つの販売チャネルで展開している。従来、生産方式の共通化や共同調達を通してシナジー効果を追求してきたが、北米産業車両事業の強化とシナジーの最大化をねらいに、両ブランドの製造・販売を統括する新会社を設立して経営を統合する。