ホンダは24日、3月2日より開催されるジュネーブモーターショーに、三輪のコンセプトモデル『3R-Cコンセプト』を出展すると発表した。
3R-Cコンセプトは、ホンダが提案する次世代コミューターのデザインコンセプト。市街地などでの近距離移動に特化した、環境性能に優れた新たなモビリティ像を提案する。動力は化石燃料ではなく電力によるものとなるようだ。
ホンダR&Dヨーロッパのミラノスタジオがデザインを行った3R-Cコンセプトは、前二輪、後一輪のユニークなスタイルに、可動式の透明キャノピーを持つ。コックピットは一人乗りで、キャノピーは駐車時などにはコックピットの雨避けや防犯に、乗車時にはドライバーの前方を覆うウィンドシールドとなる。その他のスペックは明らかにされておらず、現在は4枚の写真が公開されているのみだ。
ジュネーブショーではこの他に、欧州初公開となる新型ハイブリッド『CR-Z』の量産モデルや、燃料電池車『FCXクラリティ』、昨年の東京モーターショーに出展した小型EVコンセプト『EV-N』を展示する。
ホンダは現地時間3月2日の11時45分からプレスカンファレンスを実施する。3R-Cコンセプトの詳細もそこで明らかになるはずだ。