飛び降り自殺、トラックの荷台で助かる

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8日午前、兵庫県神戸市中央区内の倉庫に到着した大型トラックの荷台屋根部分に若い男性が倒れているのを従業員が発見。警察に届け出た。男性は西宮市内で飛び降り自殺を図ったが、屋根に着地。全身を打撲していたが命に別状はなかった。

兵庫県警・神戸水上署によると、警察が事故発生を認知したのは8日の午前10時30分ごろ。神戸市中央区港島付近にある倉庫会社の従業員から「到着したトラックの荷台部分の屋根上で若い男性が倒れていた」という通報が寄せられた。

男性はすぐに保護されて近くの病院に収容されたが、全身を打撲する軽傷。後の調べで西宮市内に在住する21歳の男性と判明している。

調べに対してトラックの運転手は「西宮市内で信号待ちのために停車した際、後方で大きな音がしたことには気づいた」、「積荷の一部が崩れたと思い、そのまま走行を続けた」などと供述しているという。

トラックは同日朝に大阪府茨木市内を出発し、国道171号と国道43号などを経由して神戸市中央区に向かった。警察ではこのトラックが西宮市河原町(N34.44.43.8/E135.21.1.8)付近を走行中、男性が歩道橋から飛び降り自殺を図った可能性が高いとみて、男性の回復を待って事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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