東京製鐵が発表した2009年4 - 12月期(第3四半期累計)の連結決算は、当期損益が17億0200万円の赤字に転落した。2008年同期は297億4600万円の黒字だった。
売上高は前年同期比67.4%減の787億4300万円と大幅減収となった。公共投資の削減などの影響で需要が大幅に落ち込んだ。
収益も、売上げ減に加えて主原料である鉄スクラップ価格が海外要因から10月末以降再び上昇に転じ、その後も高止まりしたため、収益が悪化、営業利益は同96.7%減の15億8700万円、経常利益は同96.1%減の19億4800万円だった。