阪神高速の環境ロードプライシングが拡充

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阪神高速道路は、2001年11月から実施している「阪神高速5号湾岸線の環境ロードプライシング」の拡充を図ると発表した。

今回の拡充は、対象車両の拡大。拡大された対象車両は、普通貨物車、バス、特種用途自動車、2軸のトラクターヘッド。

環境ロードプライシングを受けるには、ETCコーポレートカードの使用と阪神高速のウェブサイトで事前に登録する必要がある。

環境ロードプライシングとは、地域内外や並行する路線間に料金格差を設けることで交通量を制御する施策。阪神高速が行っている環境ロードプライシングは、国道43号・阪神高速3号神戸線沿線の大気環境改善を目的として、環境影響の比較的少ない臨海部に交通を誘導することを目的とする。

5号湾岸線(六甲アイランド北出入口・住吉浜 - 天保山出入口)と2号淀川左岸線(北港西 - 島屋)で大型車の通行料金を割り引き、こちらを利用させるもの。割引率は30%。湾岸線連続割引、平日時間帯割引、土曜・休日割引が別途適用され、最大で約5割引となる。

なお天保山を経由して16号大阪港線、4号湾岸線と直通したを通行した場合は、阪神東線(鳴尾浜以東)については割引の対象とならない。

《編集部》

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