【CES 10】アジアの活気にあふれるInternational Gatewayゾーン

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International Gateway
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CESでは北館に「International Gateway」と名付けられた国籍/地域別の特別出展スペース枠がけられている。

ここは小間割が刻まれており、中小の新興企業による出展にも配慮されているようだ。

International Gatewayでは世界各国・地域から800にも及ぶ出展があるが、それらの大多数は、中国(香港)・台湾・韓国で占められている印象。アジア勢の多さに、一瞬ここは本当にラスベガスなのかと目を疑ってしまう。

ただ、得意とする分野はそれぞれの国によって違いがある。ケーブル類やトランジスタ、バッテリーセル、ACアダプタ、LEDランプ等、複合的な制御技術力をそれほど必要としないものについては中国系が強く、デジタルガジェット系や基盤パーツは台湾メーカーの出展が多い。一方、検査機器や映像機器、ロボット系は韓国に一日の長があるようだ。中小企業の技術力はその国の技術力を示すバロメーターとも言えるかもしれない。

そして、これらアジア系ブースの“前のめり”な営業スタイルには感心しきり。ブースに訪れた人には臆せず積極的に自社の商品を売り込む姿はアジアの活力を感じさせる。

《北島友和》

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