パナソニック、リチウムイオン電池の売り上げ、2015年度に1兆円

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高容量リチウムイオン電池を開発
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パナソニックは8日、2010年度経営方針を発表した。

経営方針では、三洋電機を新たにグループに迎えたのに伴って「モノづくりで社会の発展・豊かなくらしに貢献する」という、不変の経営理念のもと、グループ一丸となって事業活動を進めていく方針だ。

グループ成長戦略としてリチウム二次電池事業の拡大を目指す。パナソニックと三洋電機のリチウムイオン電池技術の融合で商品力を強化し、生産能力を増強するのに加え、車載用、家庭用市場への提案力にも力点を置き、2015年度には売上高1兆円以上、シェア40%以上を目指す。

また、エコカー市場向けでは、技術革新ニーズの高い電池、熱システム、電源システムの3つを重点分野に事業展開を加速する。主な取り組みは、EV用電池の高性能・低価格化、ヒートポンプ技術を使った冷暖房の省電力化、低損失パワー制御技術による簡単・安全な急速充電の実現など。

2010年経営スローガンは「Unite Our Efforts-Drive Innovation」(力を1つに、環境革新」を設定した。

《レスポンス編集部》

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