車道を歩いていた高齢女性はねられ死亡、雪で道路狭まる

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22日夕方、京都府京丹後市内の府道で、車道を歩いていた90歳の女性が前から進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。路肩は除雪によって生じた雪で埋め尽くされており、使えない状態となっていた。

京都府警・京丹後署によると、事故が起きたのは22日の午後5時45分ごろ。京丹後市大宮町河辺(N35.35.48.2/E135.5.34.5)付近の府道で、手押し車を押しながら車道を歩いていた90歳の女性が、前方から進行してきた軽乗用車にはねられた。

女性は手押し車ごと数メートル弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、23日未明に脳挫傷などが原因で死亡した。警察はクルマを運転していた同市内に在住する72歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は片側1車線の直線区間。歩道代わりとなる路側帯が道路両側にあるが、当時は除雪によって生じた雪が積み上げられており、使えない状態だった。死亡した女性は手押し車を使用していたこともあり、車道中央部を歩く状態だった。

調べに対して男性は「左右に雪が積まれており、普段よりも車道が狭くなっていた」、「対向車と接触しないようにすることで気を取られ、前方を歩いている女性を見落とした」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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