路上に寝込んでいた男性、ひき逃げされ死亡

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20日夜、大阪府箕面市内の市道で、道路に寝込んでいたとみられる67歳の男性がクルマにはねられて死亡する事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、ナンバーが目撃されており、警察は61歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

大阪府警・箕面署によると、事故が起きたのは20日の午後8時50分ごろ。箕面市如意谷4丁目(N34.50.14.7/E135.29.6.3)付近の市道で、「高齢の男性が乗用車にひき逃げされた」との通報が寄せられた。

現場に急行した同署員が路上に倒れている男性を確認。男性は近くの病院に収容されたが、頭部強打でまもなく死亡した。後の調べで、死亡したのは現場近くに住む67歳の男性と判明。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始している。

事故の目撃者は逃走するクルマのナンバーを覚えており、警察ではこれを元に車当たりを進めたところ、現場近くに住む61歳の男が所有するクルマということが判明。警察は事故翌日にこの男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

現場は片側1車線で、緩やかなカーブ。調べに対して男は「何かに乗り上げたように思ったが、人とは思わなかった」などと供述しているようだ。

だが、クルマが急ブレーキを使用した可能性が高いこと、死亡した男性が事故直前から路上で寝込んでいたとの情報もあることから、警察は男が路上に横たわる男性を認識していたとみて、厳しく追及する方針。

《石田真一》

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