15日朝、岩手県盛岡市内の国道106号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた中型トラックと衝突する事故が起きた。乗用車は中破し、乗っていた2人が死傷した。凍結路面でスリップしたものとみられている。
岩手県警・盛岡東署によると、事故が起きたのは15日の午前7時40分ごろ。盛岡市簗川2地割(N39.39.59.8/E141.20.1.4)付近の国道106号を走行中の乗用車が対向車線側にスピンしながら逸脱。直後に対向車線を順走してきた中型トラックが乗用車の左側面部に衝突した。
乗用車は衝突によって中破。後部座席に同乗していた66歳の女性が頚部骨折が原因でまもなく死亡。運転していた宮古市内に在住する72歳の男性も打撲など軽傷を負った。トラックを運転していた盛岡市内に在住する38歳男性にケガはなかった。
現場は片側1車線で、カーブの連続する区間。路面は凍結しており、警察ではクルマがスリップしてコントロールを失ったまま、対向車線側に飛び込んだものとみている。