三菱レイヨン、タイでのモノマープラントの建設を一時凍結

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三菱レイヨンは、タイの合弁会社がモノマープラントの建設を一時凍結すると発表した。

同社とタイのサイアムセメントグループの石油化学部門であるSCGケミカルズの合弁会社であるタイMMA社は、2010年4 - 6月期に操業する計画でMMA(メタクリル酸メチル)モノマープラントの増設工事を進めてきた。しかし、タイ最高行政裁判所によるマプタプット65事業の一時停止命令に基づき、12月15日から増設工事を一時凍結する。

マプタプット65事業とは、タイ国ラヨン県マプタプット地区での行政訴訟問題で、タイ最高行政裁判所は、12月2日に計画中の65事業の一次差し止めを命じた。差し止め解除には、環境アセスメント、健康アセスメント、住民公聴会開催などが必要となる。

《レスポンス編集部》

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