新日鉄とポスコの還元鉄生産設備が竣工

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乾式ダストリサイクル・還元鉄生産設備
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新日本製鐵と韓国のポスコは27日、戦略的提携施策の一環としてポスコの浦項・光陽両製鉄所に合弁で建設を進めてきた「乾式ダストリサイクル・還元鉄生産設備」が竣工したと発表した。今後、合弁設備で生産される還元鉄を両社で活用する。

両社は、ポスコの製鉄所で発生する乾式ダストの有効活用を目的に、2008年1月に、乾式ダストをリサイクルし還元鉄を供給する合弁会社を設立。この合弁会社のプラントとして、ポスコの浦項・光陽両製鉄所構内に、ダスト処理能力年間20万tの新日鉄型のリサイクル設備(RHF)を1基ずつ、合計2基新設した。

浦項製鉄所の設備は今年9月から稼動しており、光陽製鉄所の設備が今月から稼働開始する。新日鉄グループの技術を基盤に、両社が協力してRHFを建設・操業、還元鉄を供給することで、鉄源創出の新たなビジネスモデルの確立を目指す。

《レスポンス編集部》

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