ウィラートラベル女性専用車…女性客向けの細やかな運転・サービスも

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女性専用車プリマ
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ウィラー・トラベルが東京 - 大阪間で運行を開始した女性専用車「PRIMA」(隔日運行)では、女性客向けの細やかなサービスや案内が取り入れられている。

例えば高速道路のサービスエリアでの休憩。通常、同社が運行する東京大阪便では、高速道路のSAで3回の休憩をとる。7月より展開している同区間のビジネスクラスでは、ユーザーの熟睡を邪魔しないように、2回目以降のSAでの停車では休憩の案内アナウンスを流さないという決まりがある。

いっぽう女性専用車・プリマは、ビジネスクラスと異なり、初回と3回目の休憩ではアナウンスを強調し、ゆとりを持たせた休憩を心がけているという。その理由を同社はこう説明する。

「女性は、お化粧を落とす時間と、お化粧し直す時間が要る場合が多い。深い眠りに入る前後の初回・3回目の休憩についてはしっかりと案内するよう、ドライバーも心がけている」

しかし、残念ながら課題も残る。鉄道やバスなど交通機関車両内での電源サービスは普通になってきており、プリマでも提供されるが、AC100Vコンセントの注意書きに「使用できる機器は定格電流0.3A以下のもの」という文字が。

「ビジネスクラスと同様、加湿器を設置したかったのだが、車両の電力使用量の制限があり、今回は0.3A以下という条件を付けた。車内の乾燥などについては、現状は化粧水の無料提供などで対応していくつもりだ」(同社)

また、カーラーやドライヤーなどといった女性ならではのアイテムの使用も想定されるが、同社は「ブレーカーが落ちてしまう可能性もあるので、こうした機器の使用を控えていただく案内も随時行なっていく予定だ」とも話していた。

《レスポンス編集部》

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