マレーシアから新型スポーツカー、ブフォーリCS…マカオGTカップ参戦

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ブフォーリCS
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マレーシアのブフォーリ(BUFORI)モーターカンパニーは12日、新型スポーツカー、ブフォーリ『CS』を発表した。2.0リットル直4ターボを搭載する2ドアスポーツで、そのレーシング仕様車が19日に行われるマカオGTカップに参戦する。

ブフォーリ社は1986年、KHOURI三兄弟によってオーストラリア・シドニーに設立。おもに1930年代風のクラシックスポーツカーを生産してきた。1992年、本社や工場など会社の主要機能を、マレーシア・クアラルンプールへ移転。2.7リットルV型6気筒をミッドシップに積むブフォーリ『La JOYA』など、オリジナルスポーツカーを、年間300台規模で生産している。

同社の最新モデルが、12日に初公開されたブフォーリCS。コンパクトな2ドアスポーツカーで、心臓部には2.0リットル直列4気筒ターボが収まる。そのルックスは、どことなく無国籍な雰囲気だ。モノコックボディには、カーボンファイバーやケブラーが使用され、軽量かつ高剛性に仕上げられるという。

ブフォーリは、このブフォーリCSのレーシングバージョン、「ブフォーリBMS R1」を開発。すでにFIAからGT3クラスのホモロゲーションを取得しており、19日に行われる第56回マカオGTカップでデビューを飾る。

現時点では、ブフォーリCSのスペックは公表されておらず、その性能は未知数。しかし、マカオGTカップで結果を残せば、その知名度は一気に高まることも予想される。ブフォーリCSは2010年初頭、マレーシアで発売予定。ブフォーリ社は元F1エンジニアを起用するなどして、マカオGTカップに必勝体制で挑む方針だ。

《森脇稔》

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