電子情報技術産業協会が発表した9月の移動電話国内出荷実績は、前年同月比4.5%増の242万20000台と15か月ぶりに前年を上回った。
依然として国内景気後退の影響を受けて需要全体は低水準だが、同協会では様々なニーズに対応した端末ラインナップの強化などが買い換えに好影響を与えていると、分析している。
携帯電話は、同5.6%増の235万9000台と、15か月連続でプラスとなった。このうち、ワンセグ対応製品は同32.8%増の189万2000台だった。ワンセグ搭載率は80.2%だった。
PHSは同24.3%減の6万2000台と、15か月連続マイナスとなった。