「単独事故を起こした」と申告の女、ひき逃げで逮捕

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9日夕方、富山県富山市内の市道を自転車で走行していた男子中学生が、後方から進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。中学生は軽傷を負ったが、クルマはそのまま逃走。警察は翌10日に23歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。

富山県警・富山西署によると、事故が起きたのは9日の午後5時30分ごろ。富山市婦中町長沢(N36.38.59.3/E137.7.50.0)付近の市道を走行していた14歳の男子中学生が乗る自転車に対し、後方から進行してきた軽乗用車が衝突した。

中学生は転倒した際に足を打撲するなどの軽傷を負ったが、クルマは現場から逃走。警察では軽傷ひき逃げ事件として捜査を開始。現場に落ちていたドアミラーなどから車種の特定を進めていた。

この結果、同一の車種が「電柱に接触する単独事故を起こした」として同市内の修理工場に持ち込まれていたことが判明。現場で採取したドアミラーと破断面が一致したことから容疑車両と断定。これを押収するとともに、クルマの所有者であり、事故当時に運転していたとみられる同市内に在住する23歳の女を自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で緊急逮捕している。

調べに対して女は「怖くなって逃げた」などと供述。容疑を大筋で認めているという。

《石田真一》

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