椿本チエイン9月中間期決算…自動車関連向け不振で大幅な減収減益

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椿本チエインが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比97.9%減の1億8300万円と大幅な減益となった。

売上高は同38.5%減の505億0300万円だった。チェーン事業・精機事業は、鉄鋼業界、自動車業界などの設備投資抑制の影響を受けて減収となった。自動車部品事業も昨年から続く自動車メーカーの減産などの影響で減収だった。マテハン事業は、設備投資抑制が続く自動車業界や工作機械業界向けの搬送設備の需要低迷などで減収となった。

収益は売上げの大幅な落ち込みから、経常利益は同94.2%減の5億2200万円だった。当期純利益は同91.0%減の5億0700万円だった。

通期業績見通しは売上高が同22.3%減の1100億円、営業利益が同80.2%減の18億円、経常利益が同78.6%減の20億円、最終利益が同72.5%減の17億円となる見込み。経費削減などで収益が予想以上となる見込みで上方修正した。

《レスポンス編集部》

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