トリニティ工業が発表した2009年9月中間期の連結決算は営業損益が6億9200万円の赤字に転落した。前年同期は3億7800万円の黒字だった。
売上高は前年同期比43.3%減の115億2900万円と大幅な減収となった。自動車部品、設備部門ともに大幅に落ち込んだため。
売上げ不振の影響で経常損益は5億8800万円の赤字、当期損益は5億4600万円の赤字に転落した。
通期業績見通しは、下期に予想よりも受注が回復するため、上方修正した。売上高が同41.2%減の230億円、営業損益が18億円の赤字、最終赤字が10億円と赤字幅が前回予想よりも縮小する見通し。