東海ゴム工業は27日、2009年9月中間期の連結決算業績見通しを上方修正した。
自動車関連事業を中心に納入先の需要回復が前回公表時の想定を上回る見込みとなったため、売上高は940億円を予想していたが1001億3000万円となった。
収益体質の改善に向け、生産拠点の最適化などの構造改革を推進してきたことから、営業損益も40億円の赤字を見込んでいたが2億6000万円の赤字にとどまった。経常赤字も45億円を見込んでいたが9億4000万円だった。
当期損益では35億円の赤字予想としていたが岡山製作所閉鎖に伴う特別損失を計上しながらも24億9000万円の赤字と、赤字幅が予想よりも縮小した。