ニッパンが発表した2009年9月中間期の連結決算は、営業利益が前年同期比91.8%減の3000万円と大幅減益となった。
売上高は同25.1%減の154億9900万円だった。オートパーツ事業では新車の販売不振に加え、貨物輸送の減少から特に大型車の交換部品の販売が低迷した。プレシジョンパーツ事業ではハイブリッド車向け部品については当初の予想より好調に推移したものの、減収となった。また、IT事業も、企業の設備・情報投資が低調で減収となった。
売上げ不振の影響で経常利益も同93.0%減の2500万円、当期利益が同43.4%減の1億円だった。
通期業績見通しは利益は前回予想を上方修正した。売上高は前回予想を9億円マイナスの331億円、営業利益は5000万円プラスの5億円、経常利益は9000万円増の4億9000万円、最終利益が1億1000万円増の3億6000万円となる見込み。