デュポン、ケブラーAP糸を開発…自動車産業など向け

自動車 ビジネス 企業動向
ケブラーAP(写真=Courtesy of DuPont)
  • ケブラーAP(写真=Courtesy of DuPont)
  • ケブラーAP(写真=Courtesy of DuPont)

米国デュポン社は、一般工業、自動車産業分野向けのデュポン・ケブラーAP(先端性能)糸を発表した。

ケブラーAP糸は、新しいテクノロジーから誕生したもので、従来のケブラー繊維よりも高い性能を発揮する。顧客企業の製造や加工工程で、コスト削減や設計の自由度向上に寄与する。自動車、建設、油送パイプ、ロープ、光ファイバーケーブルを始めとする様々な高機能用途での使用に適しているとしている。

新たなケブラーAP製品群から最初に発売される製品、「ケブラーK29AP」は、糸の太さに関係なく、通常の「K29」と比べ最高で15%高い強度を実現し、より優れた設計自由度を提供する。製品は現在、新製品開発・テスト用に全世界でサンプル提供が可能としている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース