横河電機、LNG液化プラント運転訓練システムを欧州で初受注

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横河電機は10日、子会社であるヨコガワ・ヨーロッパ・ブランチズのノルウェー支店が、ノルウェーのスカンガス社から、新設の「リサフィカLNG液化プラント」向けにプラント運転訓練システムを受注したと発表した。
 
リサフィカLNG液化プラントは、ノルウェー南部スタヴァンゲル近郊に建設中の年間生産能力30万tのLNG液化プラントで、2010年から操業を開始し、スカンジナビア半島、バルト海沿岸諸国にLNGを供給する計画。
 
同社は、2008年にプラント建設プロジェクトの元請であるリンデグループから、プラントの制御を行なう統合生産制御システム「センタムVP」をはじめ、安全計装システム「プロセーフRS」、プロセスガスクロマトグラフ「GC1000MK II」を受注している。
 
今回はさらに、統合ダイナミックシミュレーション環境「オメガランド」をベースにしたプラント運転訓練システムを欧州で初めて受注した。これにより、リサフィカLNG液化プラントの制御関連システムをすべて同社が納入することになる。プラント運転訓練システムの納期は今年11月。
 
プラント運転訓練システムは、コンピュータ上に仮想プラントを構築し、新規プロセスの設計、プロセスの妥当性の検討、化学プロセスの学習、運転員の運転訓練に活用されるシミュレータ。
 
石油、石油化学、天然ガスのプラントは、環境意識の高まりや、企業の国際競争激化に伴うコスト削減志向を背景に、これまで以上にプラントの安全、安定、高効率な操業が求められている。今回受注したプラント運転訓練システムは、リサフィカLNG液化プラントの制御システムと安全計装システムと同じ操作環境で実際のプラント運転に近い訓練ができるため、運転員の技能向上と生産効率の向上に役立つ、としている。
《レスポンス編集部》

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