九州電力グループのキューキは、電気自動車用急速充電器の販売を開始した。
新製品は、九州電力が2006年度から開発・実証試験に取り組み、商品化したもので、三菱自動車製の電気自動車『i-MiEV』を充電した場合、約30分間で80%程度の充電が可能。
分離型は直流電源部と充電スタンド部とを分離し、充電スタンド部をコンパクト化した。充電スタンドを2台設置することで2台の車両へ同時に充電が可能。IDカードなどによる個人認証機能を標準装備したほか、離島や沿岸部での設置に適した耐塩タイプもラインナップする。
出力は30kWと50kWの2種類を設定する。
製品は経済産業省の「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助」の交付対象設備として登録されており、申請を行うことにより本体価格の半額を上限に補助金を受け取ることができる。