路外に逸脱して民家に突っ込む、ブレーキ痕は見当たらず

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4日未明、北海道函館市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道を乗り越え、民家敷地内に突っ込む事故が起きた。クルマは民家の浴室部分を直撃して中破。民家の一部も炎上した。この事故でクルマを運転していた63歳の男性が死亡している。

北海道警・函館西署によると、事故が起きたのは4日の午前0時25分ごろ。函館市東川町4丁目(N41.45/E140.43)付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱。道路左側の歩道を乗り越え、民家敷地内に突っ込んだ。

民家は浴室部分が大破して直後に炎上。地元消防が消火活動を行い、火は20分ほどで消し止められた。事故を起こしたクルマは中破し、運転していた同市内に在住する63歳の男性は近くの病院に収容されたが、まもなく死亡が確認された。民家には2人がいたが、衝突した場所から離れた居間にいたため、ケガはなかった。

現場は片側1車線の直線区間。現場にブレーキ痕は無かった。警察では男性が運転中に意識を失った可能性もあるとして、司法解剖を行って死因の特定を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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