住友軽金属工業は2日、住友商事をはじめとする三井住友グループを引受け先とする第三者割当増資による新株を発行すると発表した。
第三者割当増資を引き受けるのは、住友商事、三井住友銀行、住友信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、住友生命保険、三井住友海上火災保険、住友金属鉱山で、新株として5800万株を発行する。1株当たり95円で調達資金は54億3200万円となる。
同社はアルミ押出事業を再編する方針で、調達した資金のうち、30億円は事業再編費用、24億3200万円を生産設備の維持・更新のための設備投資資金として充当する予定。