菊池プレス工業は31日、2010年3月期の連結決算業績見通しの上方修正を発表した。
売上高は478億円を予想していたが527億円になる見通し。車体部品の売上げが当初予想を上回っているほか、受注も増加、特に下期はブラジル、中国で予想よりも増産傾向で推移する見通しなため。
損益では、生産台数減少への対応が整いつつあり、売上げが予想以上となることから、営業利益は2億3000万円から27億5000万円に上方修正した。経常損益は1億円の赤字を予想していたが25億5000万円の黒字になる見通し。最終損益も12億円の赤字を予想していたが11億5000万円の黒字に上方修正した。