出張中の自衛隊員、路上に寝込んではねられる

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27日未明、埼玉県入間市内の市道で、酔い潰れて車道で寝込んでいた航空自衛隊・美保基地所属の3等空佐の男性がクルマにはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察は同市内に在住する47歳の男を逮捕している。

埼玉県警・狭山署によると、事故が起きたのは27日の午前3時45分ごろ。入間市豊岡4丁目付近の市道を走行していた乗用車が、車道部分に寝込んでいた男性をはねた。

男性は近くの病院に収容されたが、全身を強打したことが原因でまもなく死亡。後の調べで航空自衛隊・美保基地に所属する43歳の3等空佐の男性と判明している。警察はクルマを運転していた同市内に在住する47歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線(幅員約5m)の直線区間。死亡した男性は現場近くの航空自衛隊・入間基地へ研修のために出張。同僚らと市内の飲食店で酒を飲み、基地内の宿舎に戻る途中だったとみられる。

逮捕された男は調べに対して「路上に何か転がっているとは思ったが、接近するまで人ということに気づかなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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