デュポンは、10月1日付けで組織を再編すると発表した。
今回の組織正では、デュポンの事業基盤における5つの事業部門担当上席副社長職、その下部組織を廃止する。
そして23の事業部を14に統合、それぞれ損益およびキャッシュフローに関する明確な責任を担い、幹部チーム直属とする。
14の事業部を合理化し、米国以外の各地域の責任範囲を増やすことで、顧客により近いところでの意思決定を促進するとしている。
同社は今後、増加する食糧需要への対応、環境の保護、化石燃料依存度の減少、新興市場の成長への投資といった新たな4つのトレンドに革新の原動力を集中させていく方針。加えて、顧客、市場との連携を強化し、市場のニーズに直に対応する科学的革新を推進し、簡素化された組織による透明性と責任を向上させるために組織を再編する。