昭和電工グループ、サプライヤーとCSR調達への取り組みを開始

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昭和電工グループは19日、CSR活動を強化するため、サプライチェーンに活動の範囲を拡大し、グループが使用する原料や部品、設備機器などのサプライヤー企業各社と共同で10月1日から「CSR調達」への取り組みを開始すると発表した。

同社グループは2月に、「昭和電工グループCSR調達ガイドライン」を制定した。今回の取り組みは、サプライヤー企業各社にこのガイドラインの主旨の賛同を得た上で、CSR充実のためにグループ共同のガイドラインに基づいた事業活動を進めていくのが目的。

取り組み1年目となる今年は、調達する品目や取引状況により、ガイドラインに基づいて各社の活動を自らご評価いただく「自己診断」か、当社調達担当者が訪問して直接状況について調査する「訪問診断」かのどちらかを行う。翌年以降は、前年の診断結果から、改善が必要と判断された場合、対象のサプライヤー企業と同社が共同で改善に取組むフォローアップを実施する。

今回対象とするサプライヤー企業は、調達品目や取引実績などを勘案して選定した約600社を予定。初年度は国内のサプライヤー企業を対象とし今後、海外にも拡大していく予定。

《レスポンス編集部》

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