マセラティと『アーチテクチュアルダイジェスト』誌は23日、世界最高のガレージを選ぶコンテストの結果を公表した。
「デザインドリブン」と名づけられたコンテストは、「実在するガレージ」と「コンセプトガレージ」の2賞があり、世界中から約125名が画像やイラストを応募。特設サイトは、約1万8000人が閲覧した。
実在するガレージ部門を制したのは、米国ロサンゼルス在住のホルガー・シューベルト氏。山の中腹に立つ白亜の邸宅は、2階が広さ365平方mのガレージとなっており、道路からのアクセスも良好だ。
全面ガラス張りの建物からは、ロサンゼルスの街並みが一望。ソファの横にはお気に入りの書籍が置かれており、至福の時間を過ごすことができる。また、天井からは大型テレビが下降してきて、DVDやゲームが楽しめる。電力は屋上のソーラーパネルから供給される点も高く評価された。
写真に紹介されているマセラティ『グラントゥーリズモ』は借り物のようだが、ホルガー・シューベルト氏の愛車は1976 - 84年に生産されたフェラーリ『512BB』。かなりのリッチマンと推測できる。
コンセプトガレージ部門の優勝者は、米国サウスカロライナ在住のクリス・アルトマン氏。プールの上に立つコンクリート作りの建物には、3台分のガレージがあり、ターンテーブルを回せば建物内の展示スペースに車両が入庫。もう1度ターンテーブルを回せば、出庫できるという仕組みを提案した。
なんとも贅沢で夢のあるガレージライフ。車好きなら一度は経験してみたい!?