クラリオンの第1四半期(2009年4 - 6月期)の連結決算は当期損益が25億3400万円の赤字に転落した。前年同期は1億400万円の黒字だった。
売上高は前年同期比30.3%減の375億5900万円と減収。営業損益は21億7700万円の赤字、経常損益は23億4900万円の赤字となった。
一部OEM(相手先ブランドによる生産)市場で新規商権を獲得したことによる販売増加はあったものの、国内外自動車メーカーの新車販売台数の前年比割れを背景として、販売が減少。また、国内カーディーラー向けオプション市場も同様の傾向にあり、国内外市販市場で、販売価格の低下と競争激化による販売数量の減少が続いている。損益では販売不振による在庫調整による原価率の悪化や原材料価格高騰の影響を受けた。
通期業績見通しは、前回発表したものを据え置いた。