ナンパ目的でクラクションを鳴らしたクルマに乗っていた男性3人に対して因縁をつけ、顔面を殴打するなどの暴行を加えたとして、長野県警は8日、「アウトロー」という名称の非行グループに属する6人の男を傷害や暴行容疑で逮捕した。
長野県警・長野中央署によると、逮捕された6人は今年6月14日未明、長野県長野市栗田北中付近にあるJR長野駅東口のロータリーで、若い女性をナンパする目的でクルマのクラクションを鳴らした男性3人に対し、顔面を殴打するなどの暴行を加え、軽傷を負わせたまま逃走した疑いがもたれている。
6人は「アウトロー」という名称を自称する非行グループのメンバーで、長野駅周辺を縄張りとして活動していたとみられる。これまでにも同様の問題を起こしており、警察には数件の被害が届けられていた。
逮捕された6人はいずれも暴行容疑を認めているという。警察では6人を厳しく追及。余罪の解明も急ぐ方針だ。