バックで進行のクルマを誘導の女性、はねられて死亡

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6月28日午前、群馬県前橋市内の市道をバックで進行してきた乗用車が、後方で誘導していた71歳の女性に衝突した。女性は路上に転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡している。

群馬県警・前橋署によると、事故が起きたのは6月28日の午前11時50分ごろ。前橋市富士見町小沢付近の市道をバックで進行していた乗用車が、後方で誘導していた71歳の女性に衝突した。

女性はクルマに押し倒され、後頭部を強打。意識を失った状態で近くの病院に収容されたが、まもなく死亡。警察では女性の夫で、クルマを運転していた76歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は幅員約4mの狭い道。男性の運転するクルマは他車とのすれ違いを避け、脇道に入ったが、元の道にバックで出ようとした際に事故を起こしたとみられる。警察では男性が対向車を避けるという予想外の展開に慌て、焦って元の道に戻ろうとして事故を起こした可能性が高いとみている。

《石田真一》

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