日本化薬09年5月期決算…大幅減益 セイフティシステムズ事業不振など

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日本化薬は30日、2009年5月期の連結業績を発表した。
 
売上高は前年同期比7.3%減の1343億5300万円と減収だった。電気・電子機器、半導体、自動車産業で、国内外を問わず大幅な生産調整が実施され、厳しい状況が続いた。医薬事業は堅調に推移したものの、機能化学品事業、セイフティシステムズ事業が、需要の低迷と、それに伴う在庫調整の影響を大きく受けた。
 
収益では営業利益が同24.8%減の93億6700万円、経常利益が同29.2%減の80億7200万円、最終利益が同43.9%減の37億1800万円と大幅減益となった。
 
今期の業績見通しは売上高が同1.2%増の1360億円、営業利益が同28.1%増の120億円、経常利益が同48.7%増の120億円、最終利益が同61.4%増の60億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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