ブリヂストンは、現在、全国に9社ある化工品販売会社を2010年1月から3社に再編。国内化工品事業のグループ内全体最適体制を強化し、事業基盤を磐石にするための再編としている。
工業資材・建設資材販売会社は、現在6社あるが2010年1月に東西3社がそれぞれ合併し、ブリヂストン化工品東日本とブリヂストン化工品西日本の2社に統合する。化成品販売会社は、現在3社あるが2010年1月に3社が合併し、ブリヂストン化成品1社に統合する。
今回、販売会社を3社に統合することで、販売戦略や成功事例を共有・展開することで、地域密着型の営業力に加え、提案力を強化し、顧客満足度の向上を図る。また、グループの経営方針をスピーディーに展開できる体制を整え、経営効率の向上を図る狙いもある。
統合3社は、執行役員制度導入と取締役会設置により、経営と執行の役割・責任を分離し、コーポレートガバナンスを強化する。