路上駐車のクルマ強奪、逃走を阻止しようとした所有者が重傷

自動車 社会 社会

18日未明、大阪府大阪市中央区内の市道で、エンジンを掛けたまま路上駐車していた乗用車が乗り逃げされる事件が起きた。クルマを所有する26歳の男性が逃走を阻止しようとしたが、約20mに渡ってひきずられ、重傷を負っている。

大阪府警・南署によると、事件が起きたのは18日の午前0時20分ごろ。大阪市中央区千日前1丁目付近の市道で、エンジンを掛けたまま路上駐車していた乗用車に見知らぬ男が乗り込もうとしているのを、このクルマを所有する26歳の男性が発見した。

男はクルマを発進させて逃走。男性は約50m走って追いかけ、クルマの後部にしがみついたが、約20m先で振り落とされた。男性は右鎖骨を折る重傷。クルマはそのまま逃走を続けており、警察は強盗致傷事件として捜査を開始している。

警察では負傷した男性から事情を聞き、事件直前の状況などを詳しく調べている。現場は片側3車線。当時は路上駐車のクルマが多かったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース