クライスラーグループは9日、米国最高裁判所が、フィアットとの提携による新会社への資産売却に関する一時差し止めを解除し、承認したと発表した。これによりクライスラーは新会社への移行を短期間で完了する予定。
新会社は、クライスラーのラインアップを北米及び海外市場に拡大するため、フィアットの技術、販売網などを活用する。
新会社はこれまでと同じ施設で事業を再開すると同時に、既に本格化している、将来的にクライスラーを代表するクルマとなる次世代の環境に配慮した低燃費で高品質な製品の開発を引き継ぐとしている。