電子情報技術産業協会が発表した4月の移動電話国内出荷台数は、前年同月比41.5%減の193万台と、10か月連続でマイナスとなった。
最大の商戦期である春商戦が不発だった影響もあるものの、国内景気後退の影響を強く受けている模様。
携帯電話は188万3000台、同39.9%減と10か月連続マイナスとなった。携帯電話のうち、ワンセグ対応製品は151万9000台、同26.3%減で、4か月連続マイナス、ワンセグ搭載率は80.7%となり、端末の高機能化が顕著。統計開始以来の累計出荷台数では5706万7000台となった。
一方、PHSは4万8000台、同71.0%減と10か月連続マイナスとなった。