エネルギー効率を改善する3MHz降圧DC/DCコンバータ アナログ・デバイセズが発売

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アナログ・デバイセズ社は9日、小型スイッチング・レギュレータ・ファミリーを拡張してバッテリ駆動携帯機器のエネルギー効率を改善する3MHz降圧DC/DCコンバータ「ADP2108」を発表した。

600mA(最大負荷電流)のADP2108DC/DCコンバータは、低入力電圧動作対応、低静止電流、小型サイズが特長で、設計者はバッテリ容量を増やすことなく、システムのパワーやプリント回路基板(PCB)面積に課せられる厳しい要求にも柔軟に対応できるとしている。
 
これは、携帯電話端末や携帯型POS端末、電池駆動式医用機器などの小型のハンドヘルド機器の設計で、特に効果を発揮する。
 
2.3Vの低い入力電圧から動作して優れた変換効率、過渡応答、保護機能を持つ。この低動作電圧により、設計者は2.5Vや3Vの負荷に対して、供給可能なバッテリ・エネルギーを充電前に完全に使い切ることができるのに加え、アプリケーションで必要となる高価な昇降圧レギュレータが不要となる。また、軽負荷時、低消費電力モードに切り替わるため、バッテリ寿命をさらに節約することができる。

《レスポンス編集部》

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