日産ディーゼル工業は、ボルボグループの金融子会社の日本法人VFSジャパンと共同で、リース、割賦などの金融サービスを「UDフィナンシャルサービス」として1日から展開する。
UDフィナンシャルサービスは、ボルボグループの一員である日産ディーゼルとVFSジャパンが顧客に提供する金融サービスのブランドで、従来から展開しているメンテナンスサービスも受けられるUD−トラストなどの商品を、ボルボグループが持つ金融サービスのノウハウを最大限に活用して取扱うことになる。
顧客との窓口は、従来どおり日産ディーゼルトラックスをはじめとする日産ディーゼル系列販売会社が担当、VFSジャパンは金融商品だけを提供する。
日産ディーゼルは、グループの金融サービスを担当するエース総合リースを2004年にGEグループに売却した。その後、同社と協力しながら販売に関わる金融サービスを強化し、順調にビジネスを拡大してきたが、6月1日からは新会社VFSジャパンがこれら業務を引き継ぎ、価値の高い商品とサービスを提供する。
VFSジャパンは、ボルボグループのグローバルな金融サービスを担当するボルボフィナンシャルサービスの子会社。ボルボフィナンシャルサービスは、ボルボグループのボルボ、ルノー、マック、バス、建設機械等に金融サービスを提供しており、1兆2000億円以上のポートフォリオを持ち、全世界の従業員は1250人。