違法駐車を繰り返す---630日間の使用禁止に

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埼玉県公安委員会は19日、埼玉県三郷市内や東京都葛飾区内で25回の違法駐車を繰り返した33歳の男に対し、この男が所有する乗用車1台を630日間の使用停止とする命令(使用制限命令)を出した。放置違反金37万5000円は今も納付されていないという。

埼玉県警・交通指導課によると、この男は2008年5月から2009年3月までの間、通勤に利用していた乗用車1台を自宅近くと勤務先の路上に放置。合計25回の違反摘発を受けていたが、科せられた放置違反金37万5000円の納付を拒んだ疑いがもたれている。

630日間の使用制限命令は埼玉県内では過去最長のもの。2011年2月上旬まで使用することができず、フロントガラスには「運転禁止」のステッカーが貼り付けられた。

男は「駐車場が無かったので、仕方なく路上に駐車した」と弁明しているが、今回の使用制限命令を受け、自宅近くに駐車場を確保したという。しかし、放置違反金を納付するめどは立っていないようだ。

《石田真一》

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