道路で遊んでいた女児、クルマにはねられ意識不明に

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10日午後、岡山県総社市内の市道で、道路で遊んでいたとみられる3歳の女児が、近くの交差点から進入してきた乗用車にはねられた。女児は意識不明の重体。警察ではクルマを運転していた48歳の男性から事情を聞いている。

岡山県警・総社署によると、事故が起きたのは10日の午後1時50分ごろ。総社市西阿曽付近の市道で、道路で遊んでいたとみられる3歳の女児が、近くの交差点から進入してきた乗用車にはねられた。

クルマはスピードを落とさない状態で女児に衝突。女児は数メートル弾き飛ばされて頭部を強打し、近くの病院に収容されたが意識不明の重体となった。警察はクルマを運転していた48歳の男性から自動車運転過失傷害容疑で事情を聞いている。

現場は幅員約4mの道路。クルマは近くの交差点からこの道路に左折進入してきたが、その直後に女児をはねた。交差点の手前からこの道路の様子は見渡せないという。

事情聴取に対して男性は「女児がいることには気がつかなかった」と供述しているが、警察では男性が前方の安全を確認しないまま漫然と左折し、さらに加速を開始した可能性もあるとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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